税務部門の椎名です。
重度の花粉症で山に行ったらさらに悪化するのは目に見えていますが、ゴルフに行きたくて仕方がない今日この頃です。
ゴルフも趣味ですが、鉄道も趣味です。
ブログ当番が回ってきた時点では、本当はもっと軽い趣味を紹介してからにしたかったけど仕方ない、この趣味に生きるものとしてもうこれを書くしかないだろう、と思っていました。そうです、最後の客車寝台特急列車カシオペアの廃止です。
が、その後予想だにしない(臨時列車としての)運転継続が発表されてしまいました。。。今更新たなネタも思い浮かばないので、このまま突撃させて頂きます。(ゴルフは練習場しか行ってないですし)
今でこそ(もう絶滅危惧種ですが)寝台特急はレジャーの要素が強くなっていますが、そもそも寝台特急を含む夜行列車はまだ新幹線もなく、飛行機もあまりない時代において夜に列車へ乗れば朝には目的に着けるという利便性から発展しました。最盛期には一晩で東京の北の玄関こと上野駅から60本以上の夜行列車が出ていた程です。
その後は新幹線・高速道路の整備、空港の開港による航空機の利便性向上、夜行バスの普及等による利用者の減少、夜中に走るので線路の保守ができない、電車性能の向上に伴い通勤時間帯に都市近郊を客車でダラダラ走る寝台列車は邪魔など誰が見ても廃止の道しか見えてこない環境におかれ、どんどんその数を減らしていきました。
その中で現在残っているのは下記の4列車のみです。
- カシオペア(客車寝台特急 上野-札幌)
- はまなす(客車寝台急行 青森-札幌)
- サンライズ瀬戸(電車寝台特急 東京-高松)
- サンライズ出雲(電車寝台特急 東京-出雲市)
このうち、客車で運転していたカシオペアとはまなすが北海道新幹線開業の影響により廃止の予定でした(まだ車両の寿命に達していないサンライズは廃止予定なし)。

カシオペアの先輩格である北斗星(左の青いの)は昨年廃止されてしまいました。
しかし、前述の通りカシオペアはまだしばらくの間その雄姿を拝めそうでなによりです。